【黙祷前のティダノワ実行委員からのお話:写真 藤代冥砂】
3月11日に開催されましたティダノワ祭。不安定な天候の中で足場も悪い中、総勢3000名近く(高校生以下子供たち含む)のお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
Ustream配信でも40000を越えるアクセス数となり、日本全国たくさんの方々と共有させていただきましたこと、本当に嬉しく思います。
途中音声が乱れ、お聞き苦しい場面があり、ご不快に思われた方々もいらっしゃることと思います。この場をおかりしてお詫び申し上げます。
また、前日開催されましたティダノワ祭Prayer's Nightも雨の降る中たくさんの皆さまにご来場いただき、ありがとうございました。
このティダノワ祭は言葉で言い表すには難しいのですが、本当にたくさんの方々の愛と、勇気と、希望によって迎えることが出来ました。
ティダノワは昨年11月、食べ物をテーマにこどもたちを明るい未来へと繋いでいく主旨のもと立ち上がりました。1年前に起きた東日本大震災の影響で、避難生活を余儀なくされている方、高濃度汚染地区で不安を抱えながら子育てをしている方、いまだ家族と再会出来ていない方々などたくさんの方々が支援を必要としています。ティダノワとして遠いこの場所からどのような支援ができるか試行錯誤しながら活動をしています。また、沖縄でも放射能汚染は少なからず影響が出てきています。そのことについて地域の方々と情報交換をし、共に学び、どのような生活が最善かを一緒に考えていきたいと思います。会場に設置させていただきました募金箱の全額と、イベントにかかった必要経費を除いた金額は、高濃度汚染地区で生活しているこどもたちの転地療法や保養の活動しているボランティア団体に寄付させていただきたいと思います。
【DAYS被災児童支援募金】
DAYS JAPAN主催広河隆一さんが、沖縄に被災したこどもたちの保養施設を作る活動をはじめられました。一人でも多くのこどもたちが食事療法や転地療法を通して子供たちの身体に抵抗力がつくよう最大限応援させていただきたいと思います。
【特定非営利活動法人 インフォメーションセンター】
みちくさ牧場
沖縄で冬休みなど被災地の子供たちを無料で受け入れている施設「みちくさ牧場」。馬とふれあい、やんばるの大自然の中で生活し、排毒レシピを使って食事療法をされています。
この祭はこどもたちの未来を明るいものへとつなげる事をコンセプトに開催させていただきました。この祭にご来場していただいた後で、これから起こりうる事を想像して、こどもたちの未来はこうしたらいいのではないかと考えて下さるきっかけになっていただければ幸いです。
最後に、東日本大震災において、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。そして、未だ収束に至らぬ福島第一原発にて復旧作業にあたられている皆さま、復興に向けて全力で作業されている皆さまに心より感謝申し上げます。また、ティダノワ祭は地域の皆さまの多大なるご支援のもとに開催できましたこと、深く御礼申し上げます。いま日本というこの島で個々が繋がり、大人がきちんと学び、小さなこどもたちの命をつむいでいきましょう。
そして、祭開催にあたり、沖縄だけでなく、日本各地からボランティア協力していただいたスタッフの皆さまに心よりお礼申し上げます。
ただ今祭の会計集計等をしております。しばらく精算業務の時間が要しますが、こちらのブログにて、会計報告および、募金額、支援金額等を発表させていただきたいと思います。今しばらくお待ち下さい。
平成24年3月13日
ティダノワ祭実行委員一同
※忘れ物について
今事務局の方に忘れ物のお問い合わせがたくさん届いております。お問い合わせもいただいておりますが、
現在忘れ物をリストにする作業に入っております。
リストが完成次第ブログにて報告させていただきますので、今しばらくお待ち下さい。